みなさま、こんばんは。
今日はちょっと、いつもとは違う感じのお話を。
シューケア(靴磨き)、について最近感じていることを書いてみようかと思います。
革のお手入れとは?
①汚れを落とす
②革の乾燥を防ぐ。栄養を与える。
③色をつける。
④つやを出す
こんな感じではないでしょうか?
①については、ブラッシングだったり、取れない汚れはクリーナーで落とせるような気がします。
②③は乳化性のクリームを使います。
乳化性?と思うと思いますが、簡単に言うと、水と油を混ぜたものです。
水だと、革に入れてもすぐ乾いてしまいますし、油だとべたつきます。
そこで、水と油を混ぜた乳化性のクリームが良いとされています。
おそらく、界面活性剤で混ぜるのだと思います。
洗剤などで使われるあれですね。
あとは、乳化性といえば、マヨネーズ。
卵すごいです。
・・・話がぶれました。
で、④はというと、主にワックスでつやを出します。
ワックス、蝋です。
通常、乳化性クリームに混ざっているものがほとんどです。
当店の、クリームもワックスが入っているので、つやが出ます。
なぜワックス(蝋)でつやが出るかというと、革の表面の、細かな凹凸の間に蝋分が入り込み、その表面を乾拭きして磨くことにより、凸凹がよりフラットになっていくので、光るという仕組みです。
当店では扱っていませんが、靴屋さんやスーパーのレジ脇などにおいてある、液体タイプの靴磨きや、スポンジにしみこませてあり、靴を拭くと光る商品があります。
あれも乳化性のタイプです。
出かける直前にちょっと使うにはとても便利です。
ちょうど、自宅の下駄箱にありました(笑)。
こんなタイプです。
これら、蝋分や油脂で光らせるものに共通しているのが、上塗りを続けると、革の表面に蝋分や油脂がたまり、逆に革をいためる恐れがあるところです。
光るので、ついついやりがちですが、何回かに1回はクリーナー等で落としてあげてください。
表面につやはありますが、所々ひび割れしてきているのがわかるでしょうか?
こうなってくると、革が呼吸も出来ないですし、潤いも与えられないので、革自体のひび割れの原因になります。
写真のような状態だと、溶剤でなければ落とせませんでした。
おとして、乳化性のクリームで、磨きなおしました。
お化粧も、毎日落とさずに続けると、えらいことになりますよね。
同じことだと思います(笑)。
状態によりますが、通常の磨きが1260円。ブーツだと1575円。
クリーニング、水洗いや、溶剤を使った作業が、3990円です。
なんだか、取り留めのない話になってしまいましたが、いろいろ考えながら、ベストな方法を選んで、お修理やシューケア行っております。
何かわからないことがありましたらぜひ、ご相談ください!!
みなさま、こんばんは。
今日はちょっと、いつもとは違う感じのお話を。
シューケア(靴磨き)、について最近感じていることを書いてみようかと思います。
革のお手入れとは?
①汚れを落とす
②革の乾燥を防ぐ。栄養を与える。
③色をつける。
④つやを出す
こんな感じではないでしょうか?
①については、ブラッシングだったり、取れない汚れはクリーナーで落とせるような気がします。
②③は乳化性のクリームを使います。
乳化性?と思うと思いますが、簡単に言うと、水と油を混ぜたものです。
水だと、革に入れてもすぐ乾いてしまいますし、油だとべたつきます。
そこで、水と油を混ぜた乳化性のクリームが良いとされています。
おそらく、界面活性剤で混ぜるのだと思います。
洗剤などで使われるあれですね。
あとは、乳化性といえば、マヨネーズ。
卵すごいです。
・・・話がぶれました。
で、④はというと、主にワックスでつやを出します。
ワックス、蝋です。
通常、乳化性クリームに混ざっているものがほとんどです。
当店の、クリームもワックスが入っているので、つやが出ます。
なぜワックス(蝋)でつやが出るかというと、革の表面の、細かな凹凸の間に蝋分が入り込み、その表面を乾拭きして磨くことにより、凸凹がよりフラットになっていくので、光るという仕組みです。
当店では扱っていませんが、靴屋さんやスーパーのレジ脇などにおいてある、液体タイプの靴磨きや、スポンジにしみこませてあり、靴を拭くと光る商品があります。
あれも乳化性のタイプです。
出かける直前にちょっと使うにはとても便利です。
ちょうど、自宅の下駄箱にありました(笑)。
こんなタイプです。
これら、蝋分や油脂で光らせるものに共通しているのが、上塗りを続けると、革の表面に蝋分や油脂がたまり、逆に革をいためる恐れがあるところです。
光るので、ついついやりがちですが、何回かに1回はクリーナー等で落としてあげてください。
表面につやはありますが、所々ひび割れしてきているのがわかるでしょうか?
こうなってくると、革が呼吸も出来ないですし、潤いも与えられないので、革自体のひび割れの原因になります。
写真のような状態だと、溶剤でなければ落とせませんでした。
おとして、乳化性のクリームで、磨きなおしました。
お化粧も、毎日落とさずに続けると、えらいことになりますよね。
同じことだと思います(笑)。
状態によりますが、通常の磨きが1260円。ブーツだと1575円。
クリーニング、水洗いや、溶剤を使った作業が、3990円です。
なんだか、取り留めのない話になってしまいましたが、いろいろ考えながら、ベストな方法を選んで、お修理やシューケア行っております。
何かわからないことがありましたらぜひ、ご相談ください!!