引き続きワークブーツ。エンジニアブーツ修理

さて、こんばんは。
最近、空気が乾燥しています。
私も唇が突然切れたり、指が割れたりします。
唇はともかく、指が切れるとお客様の靴やバッグに血がついてしまうので困ります。


さて。

本題に。

今日お持ちいただいた靴はこんな感じにかかとが減っていました。
底から見るとこんな感じ。
けっこう、いってしまった感じです。
これまで何度か、このブログでご紹介しています。
こういうときはアタッチといって、ゴムをはずして革を積んで平らにしてから、またゴムをつけるお修理することが多いです。

ですが、レッドウイングのエンジニアブーツの場合、ベージュの部分が革の積み上げではなくプラスチックのパーツになっています。
しかも、このパーツがまったく接着剤が効かないという、なかなか難儀なものなのです。
なので今回は、ベージュのパーツごと交換していく方法を選びました。

当店で扱っているのがこちら。
ナンポウなんていわれる材料です。
革ではないのですが、削ると革に近い仕上がりになります。

話は戻りますが、エンジニアブーツのゴム、非常にガッチリついております。
さっき書いたとおり接着剤が効かないのにです。
なぜかというと。
この通り、かかとのゴムの中に金属のワッシャーが内蔵されており、10本近い釘で打って固定されているのです。
ワッシャーをグラインダーで削り落として、ゴムをはずすとこんな感じ。

こんな感じで、ゴムからベージュのパーツまでドスンと釘が打ってあります。
どこまで釘が刺さっているかというと。
ベージュのパーツをはずします。

写真の角度がおかしくてすみません。
こんな感じでかなり長い釘が、靴の中まで刺さっています。
これは取れません(笑)。

今回はこの実にアメリカ的な(?)豪快な作り方を皆様に知っていただきたくこのブログを書いてみました(笑)。

なぜかというと、エンジニアブーツ、通常の紳士靴や婦人靴と違い、カカトのゴムを取るところから、かなり時間がかかります。
恐らく、ゴム交換だけで30分~40分かかってしまいます。
もちろん、その間も他のお客様がいらっしゃったりするわけで・・・。
申し訳ございませんが、エンジニアブーツの場合はお時間長めにいただいております。
ご了承ください!

そのかわり、きっちり仕上げていきます。
グッと渋い感じに仕上がりました。

こんな感じで仕上がりました。
今回カカトは、ビブラム400番です。
3400円。
積み上げ交換が2000円プラスですので、合計5400円プラス消費税となっております。

プラスチックのベージュの素材に革の積み上げはちょっと違和感が出ます。
エンジニアブーツのこの修理、出来上がりが格好良いですよ!!
おすすめです。
もちろん、ベージュのところまで行く前にゴム部分の交換がベストかとは思います!! さて、こんばんは。
最近、空気が乾燥しています。
私も唇が突然切れたり、指が割れたりします。
唇はともかく、指が切れるとお客様の靴やバッグに血がついてしまうので困ります。


さて。

本題に。

今日お持ちいただいた靴はこんな感じにかかとが減っていました。
底から見るとこんな感じ。
けっこう、いってしまった感じです。
これまで何度か、このブログでご紹介しています。
こういうときはアタッチといって、ゴムをはずして革を積んで平らにしてから、またゴムをつけるお修理することが多いです。

ですが、レッドウイングのエンジニアブーツの場合、ベージュの部分が革の積み上げではなくプラスチックのパーツになっています。
しかも、このパーツがまったく接着剤が効かないという、なかなか難儀なものなのです。
なので今回は、ベージュのパーツごと交換していく方法を選びました。

当店で扱っているのがこちら。
ナンポウなんていわれる材料です。
革ではないのですが、削ると革に近い仕上がりになります。

話は戻りますが、エンジニアブーツのゴム、非常にガッチリついております。
さっき書いたとおり接着剤が効かないのにです。
なぜかというと。
この通り、かかとのゴムの中に金属のワッシャーが内蔵されており、10本近い釘で打って固定されているのです。
ワッシャーをグラインダーで削り落として、ゴムをはずすとこんな感じ。

こんな感じで、ゴムからベージュのパーツまでドスンと釘が打ってあります。
どこまで釘が刺さっているかというと。
ベージュのパーツをはずします。

写真の角度がおかしくてすみません。
こんな感じでかなり長い釘が、靴の中まで刺さっています。
これは取れません(笑)。

今回はこの実にアメリカ的な(?)豪快な作り方を皆様に知っていただきたくこのブログを書いてみました(笑)。

なぜかというと、エンジニアブーツ、通常の紳士靴や婦人靴と違い、カカトのゴムを取るところから、かなり時間がかかります。
恐らく、ゴム交換だけで30分~40分かかってしまいます。
もちろん、その間も他のお客様がいらっしゃったりするわけで・・・。
申し訳ございませんが、エンジニアブーツの場合はお時間長めにいただいております。
ご了承ください!

そのかわり、きっちり仕上げていきます。
グッと渋い感じに仕上がりました。

こんな感じで仕上がりました。
今回カカトは、ビブラム400番です。
3400円。
積み上げ交換が2000円プラスですので、合計5400円プラス消費税となっております。

プラスチックのベージュの素材に革の積み上げはちょっと違和感が出ます。
エンジニアブーツのこの修理、出来上がりが格好良いですよ!!
おすすめです。
もちろん、ベージュのところまで行く前にゴム部分の交換がベストかとは思います!!